新しい日替わりスープが登場!
「チキンガンボスープ」です。
名前がアフリカっぽいですが、アメリカ南部のルイジアナ州を始めとするメキシコ湾一帯で食べられているスープです。
Wikipediaで調べてみると、「ガンボ」とは語源は「オクラ」を意味するアフリカの言葉からきているそうです。
オクラはアフリカからの奴隷たちからもたらされたそうでアフリカっぽいというのはあながち嘘ではないかと。。
本来は、ごはんにかけるスープだそう。
いろいろ文献を調べてみると興味深いのです。
スープの元になったのはフランスのブイヤベースだともいわれています。
フランスの移民が多かったルイジアナ州ではケイジャン料理、クレオール料理という独自ジャンルも存在しており、
スープに使われているピーマン、トマト、玉ねぎは、スペインの入植者からもたらされたとのことで、いろいろな文化が入り混じった地域のものならでは。
魚介類ベースと鶏肉ベースのものとあるそうなのですが、当店のスープは鶏肉ベースです。
チキンストックベースのスープに鶏肉、チョリソー、いろいろな野菜(オクラ、トマト、ピーマン、玉ねぎ、セロリ、にんにく)を入れ、ケイジャンスパイスで味付けしました。
(余談ですがケイジャンスパイスを使った料理といえば、ジャンバラヤが有名ですね。
さらに余談ですが、某ファミレスではジャンバラヤを使ったメニューが人気No.1だとも言われています)
スパイシーだけどそんなに辛くない味なので、食欲をそそります!
本来は冬をメインに食されるスープですが、これからの時期にもぴったりだと思います。
ケイジャン料理、クレオール料理は以前から興味があって一度あのエリア(ニューオリンズあたり)に行ってみたいと思いが強くなる今日この頃。
ちなみに、アメリカ人の料理の先生いわく、日本で売られているケイジャンスパイスと現地のものでは味が違うとも言っていました。
配合の違いなのか、香辛料の素材の違いなのか興味深いです。
香辛料の挽き方1つでも味わいが違うみたいですし、これまた興味深いですね。
例えばシナモンパウダーでも、日本で売られているものよりアメリカのは香りが強いと言われますね。
小麦粉も精製が違うし、、と話がどんどん脱線しそうなのでこの辺にしておきます(笑)
※お店では日本で手に入るスパイスを使っております。
スープは日替わりですが、ご興味いただいている方が多そうなので、6月はできるだけ頻繁に出したいと思っています。
宜しくお願いいたします。